小中高生の間で、生成AIの活用が広がっています。勉強や宿題で生成AIを利用している子どもが約半数に上る一方、保護者の8割超は「人による指導」を重視。AI時代の子どもの学びについて、保護者が求めているのは「自分で考える力」の育成でした。
生成AI時代の子どもの学び
学習塾「明光義塾」が、「子どもの学びの変化に関する実態調査」の結果を発表しました。
調査は、小学5年生~高校3年生の子どもを持つ全国の保護者1,000人を対象に、2026年6月19日~2026年6月23日にインターネットリサーチの方法で行われました。

明光義塾調べによると、子どもが勉強や宿題で生成AI(ChatGPTなど)を利用していると回答した保護者は48.6%と約半数に上りました。内訳は「ほぼ毎日」が12.0%、「週に数回」が22.8%、「月に数回」が13.8%で、生成AIが学習の場面にも浸透しつつある実態が明らかになりました。
一方、生成AIが普及する中で学校や学習塾に期待することを尋ねたところ、「自分で考える力・主体的に学ぶ姿勢の育成」(38.3%)が最も多く、次いで「思考力・判断力・表現力の育成」(33.5%)と続きました。知識の習得だけでなく、自ら考え学ぶ力を育む教育への期待が高いことがうかがえます。

また、生成AIや無料の学習コンテンツが広がる中でも、「子どもの学習には人による指導が必要」と回答した保護者は82.2%に達しました。デジタルツールの活用が進む一方で、学校や学習塾による直接的な指導を重視する保護者が多いことが分かりました。

さらに、勉強や日常生活の悩みについて生成AIを相談相手としている子どものうち、34.7%は小学生の頃から利用を開始。最も多かった利用開始時期は「中学1年生」(17.4%)でしたが、「小学4年生以前」(14.7%)、「小学5年生」(10.2%)、「小学6年生」(9.8%)を合わせると、約3人に1人が小学生の時期から生成AIを、身近な相談相手として活用していることが分かりました。
「子どもの学びの変化に関する実態調査」結果一覧





