中日の2軍の拠点『ドラゴンズ・ベースボールタウン』として整備へ 移転先の公募スタート 31自治体が表明・検討中

 ナゴヤ球場を拠点としているドラゴンズの2軍の拠点が、2030年代前半に移転し、「ドラゴンズ・ベースボールタウン」として整備されることになります。移転先の自治体の公募が5月27日、スタートしました。

■コンセプトは「ファンや地域に開かれた施設に」

 1996年にドラゴンズの1軍の本拠地の役目を終え、2025年は2軍がウエスタンリーグで優勝した「ナゴヤ球場」。

中日新聞経営企画担当の久野哲弘取締役: 「本日、選手育成環境のさらなる強化に向けて、ファーム拠点の移転先となる地方自治体さまの公募を開始いたします」  今のナゴヤ球場が開業して78年がたち老朽化したうえ、球場が市街地にあり施設の拡張に限りがあることなどから、新たな2軍の拠点を探すことになりました。

 移転先の新しいコンセプトは…。 中日ドラゴンズの佐藤昌雄常務: 「『ドラゴンズ・ベースボールタウン構想』と名付けております。できるだけオープンの部分を増やし、ファンや地域に開かれた施設といたします。将来的に3軍などの必要が生じた場合にも対応できるような施設をつくっておきたいという思いはあります」

■31の自治体が表明・検討中「公募の条件」は?

 プロ野球では今、各球団で二軍の拠点の整備が進んでいます。  ソフトバンクホークスは、福岡市から南におよそ60km離れた筑後市の九州新幹線・筑後船小屋駅前に「HAWKSベースボールパーク筑後」を整備しました。ナゴヤ球場の倍近くの約7万平方メートルに、メイン・サブ球場、クラブハウス、寮などを完備しています。

 現在、公募に向けて名乗りを上げたり検討したりしているのは31自治体。ドラゴンズは、利用が可能な敷地面積7万平方メートルから8万平方メートルに加え、バンテリンドームから車で原則1時間などを公募の条件に挙げました。

中日新聞理財業務局の大島弘義局長: 「(去年)11月時点では6万平方メートル以上という記載でしたが、サブグランドが増えた。あわせて配置などを検討したところ、7〜8万平方メートル程度の敷地があった方が望ましい」  中日ドラゴンズは、2030年代前半の移転を目指します。

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