プロ野球のセ・パ交流戦が26日から開幕します。
メ~テレ「ドデスカ!」火曜日にレギュラー出演している野球評論家の矢野燿大さんに、ドラゴンズが交流戦で巻き返すためにどう戦うべきかを聞きました。
矢野さんがポイントに挙げたのは、「三本の矢」です。

ドラゴンズの先週の成績は1勝4敗。
22日の試合は阿部寿樹選手が4安打を放って6対2で勝利しましたが、点を取っても粘り勝ちできない試合が続いています。
矢野さん:
そうですね。後ろのピッチャーの課題がなかなか改善できないですね。苦しいですね。
交流戦は浮上のチャンス

いま勝てていない状況ですが、今日から心機一転、交流戦が始まります。
矢野さんに「必勝 交流戦 三本の矢」と題して、交流戦の戦い方を聞きました。
一本目の矢は「一人勝ちすべし!」。
Q:去年の交流戦の順位は、上位6球団がパ・リーグ、下位6球団がセ・リーグでした。矢野さん、はっきり分かれましたね。
矢野さん:
やはり交流戦はパ・リーグが強いイメージがありますね。
だからこそ、もしドラゴンズが上位に入ったら、一気に流れを変えられるチャンスなんです。
一人勝ちした場合には、リーグ順位がすごく浮上するから、一気に流れを変える戦い方にしてもらいたいと思います。
Q:ドラゴンズはいま借金が15ある状況ですが、この交流戦が巻き返しのチャンスと思っていい?
矢野さん:
思いっきりチャンスでしょう。
勝ち方がまだ定まっていないですけれど、勝ち方も決まってきた交流戦になったら、さらにいいですね。
指名打者をどう活用する?

二本目の矢は「巧みに操れDH!」です。
パ・リーク主催の試合では、ピッチャーの代わりにバッターが打席に立つ指名打者(DH)があります。ドラゴンズのDHは、誰になりそうですか?
矢野さん:
いろいろ候補がいると思います。
現状、細川成也選手にちょっと疲れが出てきているかなと感じています。
気分転換やリフレッシュもあるので、細川選手をDHに入れて、外野に違う選手を入れることもできますし、対戦するピッチャーが右か左かによって、DHを変えることもできます。
僕は、DHじゃなくても、鵜飼航丞選手を使ってほしい。
鵜飼選手は今いいヒットが出ています。いろんな打ち方で、詰まっても、センター方向にもヒットが打てるようになってきている。「何とかしよう」という思いが、形になってきています。だからDHでもどこでも使ってほしい。
そして阿部寿樹選手も、左投手だけじゃなくて、右投手でも使ってほしい。
阿部選手がいてくれることで、1本のアウトでもランナーが進むとか、そういう状況になりやすい。
高橋宏斗投手へのメッセージ

三本目の矢は、こちらです。
「高橋宏斗 球も心も真っすぐに!」。
矢野さん:
今シーズンはちょっと状態が良くないですね。
いいところも出ているんですけれど、続かないところがあります。
高橋投手の球種の多くは真っすぐ(ストレート)、スライダー、スプリットの3つなんですが、一番自信がないのがストレートです。
そして、キャッチャーもストレートのサインをちょっと出しにくい感じになってしまっています。
前半から常にピンチのような投球で、ずっと変化球を使いながら、ストレートは苦し紛れに投げるようなことが続いています。
僕がキャッチャーだったら「お前には将来的に大きいピッチャーになってもらいたい。目の前の試合を勝ちたいのはもちろんわかるんだけど、勇気を持ってストレートを使っていかないか」と伝えたいですね。
ストレートに自信がついたら、相手の3回目の打席や7回も乗り越えられるし、スケールのもっともっと大きい投手になっていけるはず。
僕はストレートにこだわって、押してもらいたいなと思います。
「高橋投手は1軍で投げ続けてほしい」

Q:高橋宏斗投手は今シーズン1勝6敗で、なかなか勝てていない状況です。ファンの皆さんからは「一度2軍で調整がいるんじゃないか」といった声もありますが、矢野さんはどう考えますか。
矢野さん:
僕は苦しい中でも、やっぱり1軍で投げてほしいですね。
これを乗り越えていってほしい。
それが、これからの引き出しになってくると思うので。
苦しい状況ですけど、先発で僕は使い切ってほしいです。
(2026年5月26日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)


