(若狭敬一アナウンサー)
中東情勢の影響が深刻な“石油製品”。いろいろなところで使われていますね?
【写真を見る】落ち着いたように見えるガソリン価格… 補助金抜くと高い!補助残高はあと2か月少しで底をつく?【大石邦彦解説】
(大石邦彦アンカーマン)
エネルギーから生活用品まで、暮らしにまつわるものの多くは石油製品で、我々がいかに依存しているのかが分かります。
石油製品の需要に占める割合です。最も多いのはガソリン31.4%、次いでナフサ、24.9%なんですね。このナフサはプラスチック、合成繊維、合成ゴムなど多岐にわたって使用されています。
ナフサの次は軽油22.1%、そのほか重油、灯油、ジェット燃料となっています。ジェット燃料に関しては、日本の航空会社も今後、燃油サーチャージを引き上げる予定です。
ガソリン平均価格は1リットル約170円 補助金なしだと…
さてガソリンの全国平均価格の推移ですが、3月30日は1リットルで170.2円でした。ただ、あくまでもこれは補助金が入った価格であって、補助金なしだと218.3円もするんです。つまり、49.8円も補助金が入って、この価格が実現しています。
ちなみに、補助金50円が続いた場合1か月で5000億円、2か月で1兆円必要です。補助金の残高は1兆1000億円なので、このままだとあと2か月ちょっとで底をついてしまいます。
補助金が多く入ればガソリンなどの価格は落ち着くため、暮らしにはプラスですが一方で、消費が進みすぎる可能性もあります。原油の供給量には限りがあるため、どんな対策がいいのか?国を挙げて考える必要があります。


