三重県鳥羽市の鳥羽水族館で、カエルやイモリの行動から翌日の天気を予測する「カエルとイモリの天気予報水槽」が、5月31日から設置されます。
カエルやイモリには、湿度などの変化を敏感に察知し、天候を見極めながら行動する習性があります。この生態を身近に感じてもらおうと、同館では2006年から展示を開始。これまでに14回実施されており、来館者からは「生きものたちの天気予報が面白い」「自由研究にぴったり」と好評を博しています。

今回の展示には、ニホンアマガエル10匹とアカハライモリ10匹が参加します。注目は、5月上旬に三重県紀北町の田んぼで発見され、同館に仲間入りしたばかりの「全身オレンジ色のイモリ」。珍しい色の新メンバーが加わり、企画をさらに盛り上げます。
期間は5月31日から8月31日までの約3か月間。毎日、午前9~10時ごろと午後4~5時ごろの2回、飼育係が様子を観察し、翌日の天気を「晴れ」「曇り」「雨」で予測します。
カエルの場合、じっとしていれば「晴れ」、目を開けていたり木に登ったりと活発に動いていれば「雨」。イモリは、水中にいれば「晴れ」、上陸していれば「雨」。それぞれの行動の割合によって「晴れ」「曇り」「雨」を総合的に判断します。

なお、2025年の的中率は、カエルが54%、イモリが61%を記録しました。(1日前予報の3か月累計)
同館の担当者は、この企画は正確さを研究するのではなく、不思議な生態を身近に感じてもらうことが目的だとした上で、「生きものたちの天気予報は外れることもありますが、身近な生きものを観察する面白さや楽しさを伝えたい」と話しています。


