愛知県津島市にある「伊藤製罐工業」。朝6時から仕事開始です。
この工場では、変圧器の製造や加工などを行っていますが、バーナーを使った溶接に重たいものを扱う作業はかなり大変。
朝の工場内の気温は24℃でしたが、午後には30℃を超えていました。
記者:「約30℃ですが暑くないですか?」
従業員:「そんなに暑くないです。ちょこっとだけ」
この時期、気をつけないといけないのは熱中症。そのため、工場内には冷えスプレーや塩アメ。飲み物は飲み放題。アイスもこんなにあるんです。もちろん食べ放題。

さらに、先週から始まったのが…。
従業員:
「通常は午前8時からなんですが、いま“サマータイム”で」
こちらの会社は、朝6時から午後3時まで勤務の“サマータイム”を導入しているんです。
きっかけは4年前、夏も終わりかけの頃、従業員からの話でした。
伊藤製罐工業 伊藤太一 社長:
「暑い時間帯に作業するのがつらいっていう話をされて、朝の時間帯が涼しいので、時間帯を前倒しして使えないかと」
スポットクーラーの設置や空調服を支給するなど会社として対策はしていたものの、暑さで体調を崩す従業員が続いた年があったとのこと。

伊藤製罐工業 伊藤太一 社長:
「どうしても気をつけていても、体調崩しちゃうことがあるんで、倒れたりするのが一番リスクになるので、そこをなるべく避けたい」
6時出社の“サマータイム”、今年は時期を前倒しして先週から始まっています。
8時の通常出社も選べますが、この日はほぼ全員が“サマータイム”を選択。仕事の効率が良くなって、従業員には大好評。
従業員:
「暑い時間を避けるっていうのは、もう大賛成っていう感じですね。早く来て早く帰ることができるので」
「子どもがいるんですけど、保育園にも行っていて、仕事が午後3時で終わることで、迎えに行くことが増えて、それがすごくありがたいなと思う」
熱中症対策はしているものの、伊藤社長は従業員に直接声をかけて様子を見ているそうです。
伊藤製罐工業 伊藤太一 社長:
「みんな職人というか、気をつけてねって言っても、作業に集中しちゃうと、やり込んじゃうところもあるので、なるべく声かけたりすることで、ちょっと気を休めてもらうということは心がけています」


