正社員の5人に1人が「六月病」を経験し、企業側でも4割超が「メンタル不調による相談が増える」と回答。新年度から約2か月、職場で表面化する心身の不調が明らかになりました。その背景には何があるのでしょうか。
株式会社マイナビが、「【正社員1.8万人に聞いた】六月病と評価フィードバックに関する調査2026年」の結果を発表しました。
同調査における「六月病」とは、新年度の業務や環境に一定程度慣れた6月前後に、仕事や私生活のモチベーションの低下や疲労感などを自覚する状態のことを指します。

マイナビ調べによると、現在の職場において「六月病の状態を感じたことがあるか」と聞いたところ、全体の19.8%が「ある」と回答。年代別にみると、20代が27.6%で最多、次いで30代が23.8%と続き、比較的若い層で高い傾向がみられました。

また、六月病で感じた自身の変化について、半数以上が「疲れやすさを感じるようになった」、「仕事へのやる気が出にくくなった」と回答。「気分の落ち込みや不安を感じることが増えた」、「仕事を始める・出社するのが億劫に感じた」という回答も4割を超え、心理面での変化を自覚する人も一定数いることがうかがえたといいます。
六月病経験者は、これらの変化とどのように向き合ってきたのでしょうか。

マイナビ調べによると、六月病をきっかけにとった行動では、「生活リズムや体調管理を意識するようになった(27.7%)」が最多となり、「意識的に休みを取るようにした(有休の取得など)(23.9%)」が続いたとのこと。一方、「特に行動しなかった」と答えた人は29.0%となり、六月病への向き合い方には個人差がみられたようです。
正社員の5人に1人が経験している「六月病」。企業側にはどのような声が届いているのでしょうか。
マイナビ調べによると、企業側の4割超が「6月は他の月と比べて従業員からのメンタル不調に関する相談が増えると感じる」と回答。

相談内容としては、業務内容が自分に合っていないという悩みや、環境に慣れてきたことで表面化する人間関係への不満などが挙げられ、五月病から続く形で、やる気や集中力の低下を訴える相談が寄せられるケースもみられたといいます。
■調査概要
<調査期間>
2026年5月1日(金)~ 2026年5月8日(金)
<調査対象>
正社員:従業員数3人以上の企業に所属している全国の20~50代の正社員
企業側:従業員数3人以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当しており、前月採用活動を行った人、今後3か月で採用活動を行う予定の人
<調査方法>
外部パネルによるインターネット調査
▼「【正社員1.8万人に聞いた】六月病と評価フィードバックに関する調査2026年」結果一覧







