ドラゴンズ細川成也選手が2番で好調…そのわけは? 矢野燿大さん「僕なら石伊雄太選手を2番にしたい」

ドラゴンズの細川成也選手が、7月から2番で打撃好調です。メ~テレ「ドデスカ!」火曜日にレギュラー出演している野球評論家の矢野燿大さんが、その理由を解説。さらに「僕が監督だったら石伊雄太選手を2番にしたい」というアイデアを披露しました。

「ドデスカ!」火曜レギュラーの矢野燿大さん

Q:ドラゴンズの先週6試合の成績は3勝3敗。10日の広島戦は10得点、11日は8得点と打線が爆発しました。その中でもサノー選手の活躍が止まりません。

矢野さん:
 心強いバッティングになっていますね。
 配球を勉強したりとか、9日のDeNA戦の左中間への逆転ツーランホームランもそうなんですが、レフトよりセンター方向に打てていて、打てるポイントが広がっている印象です。

打撃好調の要因はバットの盛り塩?

ドラゴンズのバットに盛り塩

Q:打線好調の要因でしょうか。9日の横浜スタジアムのDeNA戦で、バットの上にも盛り塩がありました。

矢野さん:
 監督もコーチも選手もみんな必死なんですよ。「1本でもヒットを打たせてやりたい」と。
 僕も監督をしていた時に、調子が悪い選手がいました。目の前にバットがあって、「バット貸せ」と。ちょうど塩もあったんです。塩でもんで「打てますように」とやったら、その日4本もヒットを打ったんですよ。次の日も「またお願いします」と来て、「今日も打てますように」とやったら、また2本打ったんです。それが4日くらい続いて、「もうお前大丈夫や。打てるよ」と言ったら、その日もヒットを打ったんですよ。
 盛り塩は、監督・コーチと選手とのコミュニケーションとして「なんとか楽にしてあげたい」「気持ちよく打席に入れるようにしてあげたい」ということだと思うんです。

Q:村松開人選手によると、松中信彦コーチがバットに盛り塩をしているそうです。

矢野さん:
 気持ちはすごくよくわかります。

細川選手は2番がベター?

直近5試合の打率が2割9分4厘の細川成也選手

Q:今日のテーマは「細川選手 打順は2番がベター?」。細川選手は5月、6月の打率が1割台と苦しんでいましたが、7月に2割復帰。打順が2番になってからの直近5試合では打率が3割近くで、ホームランも2本打っています。

矢野さん:
 やはり5月と6月は細川選手も悩んで苦しんだし、ペンチもどこに入れたらいいのか、かなり悩んだと思いますね。

Q:その中でも2番が合っているということですか?

矢野さん:
 細川選手の状態がここからガーンと上がっていって続くとなれば、2番はあるかなと思うんですけど、僕の中ではどちらかというと限定的(短期間)かなと。
 やはり打線の中心を打ってもらいたいバッターですし、どちらかというと気分転換。
 もう一つ、監督にとって2番は作戦が多くなる。バントで送るのか打たせるのか、ベンチがちょっと迷う時があるんです。それが細川選手を入れた時点でもう打たせるしかないので、監督としては覚悟を決められる。

 あとはサノー選手と細川選手を並べたくない。三振がちょっと多いので。2人を離すためにどこに入れるかというところで、2番になったのかなと僕は思っています。

Q:細川選手としては、気持ち的には4番がいいんでしょうか。

矢野さん:
 4番に慣れていると、2番は急に打順が回ってくる感じがするんです。4番だったらルーティンとかも変わるので。
 その中でも2番で結果が出ているので、気分的には悪くないのかなと思います。

矢野さんは石伊選手を提案

矢野さんが「2番もできる」と話す石伊雄太選手

Q:ちなみに矢野さんが監督なら、2番に誰を起用しますか?

矢野さん:
 僕は現状だったら石伊雄太選手です。
 10日の広島戦、ランナー2塁の打席で、しっかりセカンド方向に狙って、ランナーを3塁に進ませた。この後に犠牲フライでいい得点ができました。
 石伊選手はキャッチャーの経験がまだ浅く、2番は負担が多い打順になってしまうんですが、力量的にやっていいくらいバッティングのレベルが上がっている。
 僕はあえて責任を負う打順に石伊選手を入れて、より成長してほしいという思いで、2番石伊君をやってみたい。石伊君ならできると思います。

オールスターに4人選出

ドラゴンズからオールスターに選ばれた4選手

Q:7月末に開催されるオールスターゲーム。ドラゴンズから、ファン投票で選ばれた細川選手、村松選手に加え、監督推薦で大野雄大投手と松山晋也投手が新たに選ばれました。矢野さん、この選出をどう見ていますか?

矢野さん:
 特に村松選手はうれしいんじゃないですかね。ファン投票で選ばれるというのは、また特別なんです。しかも初めてですよね。
 僕も初めてオールスターに出た時、ベンチを見たらスター選手がそろっていて、長嶋茂雄さんまでいらっしゃった。「うわー、一緒に野球やれるんだ」と思って、僕も時間かかっただけに、オールスターはむちゃくちゃ楽しかったです。
 村松選手もそういう気分でいけるかなと思いますし、オールスターは結果を気にせずに思い切り楽しめる試合です。思いっきり楽しんできてほしい。

Q:大野投手は「下位打線と勝負したい」と言っていましたが(笑)

矢野さん:
 今年の成績ならオールスターに選ばれて当たり前ですし、そう言いながら賞を狙ってるんじゃないですか(笑)

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