市長による職員へのパワハラ疑惑をめぐり、三重県伊賀市議会の百条委員会は、市長の行為をパワハラと結論づけました。
【写真を見る】三重・伊賀市長 職員への行為を百条委員会がパワハラと認定“業務上必要かつ相当な範囲を逸脱” 市長「極めて不当、悔しい気持ちでいっぱい」
この問題は、おととし12月伊賀市の男性職員が法人との契約解除をめぐり、稲森稔尚市長からパワハラを受けていたと伊賀市議会に申し立てたものです。
市議会の百条委員会は23日、調査報告書の案を発表しました。
「業務上必要かつ相当な範囲」を逸脱
報告書では、稲森市長の職員に対する発言は、市長権限を乱用して職員の身分保障を揺るがす悪質な言動で「業務上必要かつ相当な範囲」を逸脱しているとして、市長の職員に対するパワハラを認めました。
また、稲森市長が就任したおととし11月以降で、職員約2200人を対象に行った特別職からのハラスメントの有無などに関するアンケートでは、ハラスメントを受けたとの回答が22件ありました。
このうち21件は、市長から受けたというものでした。
「極めて不当であり大変悔しい気持ちでいっぱい」
報告書の内容について稲森市長は23日、会見で結論は不当だと訴えました。
(伊賀市 稲森稔尚市長)
「あまりにも一方的で、結論ありきの議論にもとづいて事実認定がなされたことは、極めて不当であり大変悔しい気持ちでいっぱい」
稲森市長は今後、自身が刑事告発された場合について言及し、その際は司法の場で真実を明らかにしたいと述べました。


