9月8日に発生した線状降水帯の影響により、最大で1時間に104.5ミリの猛烈な雨に見舞われた名古屋市。当時、大量の水が地下に流れ込んだビルを取材しました。
【写真を見る】9月の豪雨で大量の水がビルの地下に… 今も設置したままの“止水板” 台風30号接近に「緊張感を持って対処」 名古屋・中区
(松本道弥アナウンサー 10月23日)
「名古屋市内を襲った豪雨から1か月以上が経ちましたが、ビルの入り口には止水板が立てられたままとなっています」
名古屋市中区にある、トレーニングジムや学習塾などが入るビル。9月8日の大雨では大量の水が地下に流れ込み、深刻な被害を受けました。
(佐鳴予備校 田畑邦久さん)
Q.9月の豪雨はどんな雨だった?
「突然降り始めたかと思うと、一気に水かさが上がってきて浸水してきた」
当時の様子を防犯カメラで見てみると…
ビルに設置された防犯カメラが捉えた被害当日の映像を見てみると、午後3時50分ごろ、雨は降っていますが…
(佐鳴予備校 田畑邦久さん)
「いつも通りの雨という認識だったので、異変を感じたのは水が流れ込み始めてから」
しかし、そのわずか10分後…
(西島新カメラマン 9月8日 名古屋・中区)
「ひざ下まで水位が上がっています。こんな大雨見たことありません」
午後4時ごろに雨が強まり周辺でも道路が冠水。ビルの地下にも水が流れ込み始めました。
「なすすべがない」ものの数分で浸水
そして、ものの数分で水の勢いは強まり、滝のように階段を流れ落ちていくのが映っていました。
(佐鳴予備校 田畑邦久さん)
「10分もかかっていないと思いますね。もう『なすすべがない』という言葉がぴったりで」
当時、田畑さんは7人のスタッフとともに急いで止水板を立てようとしましたが、水の勢いが強く設置に手間取ったと振り返ります。
(佐鳴予備校 田畑邦久さん)
Q.設置には何分ぐらいかかる?
「10~15分で設置可能です。あのときは30分ぐらいかかっていると思います」
設置されたままの止水板 その理由は?
今も止水板は、人が出入りするわずかな部分を除いては設置したまま。その理由は?
(佐鳴予備校 田畑邦久さん)
Q.なぜ設置したままに?
「その後何度か水が入るような大雨があったので、念のため、というのが一つ。現状(被害にあった)店舗は休業している状況なので、復旧するまでの間は、お客さんが立ち入らないように」
Q.台風30号についてはどう思う?
「前回も被害が大きかったので、緊張感を持って対処しなくては」


