4月1日から、自転車の交通違反に反則金を科す、「青切符」が導入されます。一体どういうときに、いくらの反則金を受けるのか知りたいということで、「自転車の青切符導入!違反の対象になるのはどんな場合」なのか調べました。
自転車の交通事故の2025年死傷者数は6260人

自転車の青切符とは、交通違反に対して刑事手続きではなく、反則金の納付によって処理する制度です。対象は、16歳以上の自転車利用者です。
これまで、自転車に対しては指導や赤切符による刑事手続きのみでした。自転車の責任をより明確化するためにこの制度が導入されました。
導入の背景にあるのが、交通事故全体に占める自転車関連事故の割合の増加です。愛知県警によりますと、2025年の交通事故の死傷者数は2万9050人。
このうち自転車の死傷者数は6260人で、21.5パーセントを占めています。こちらが愛知県で発生した自転車が絡む交通事故の死傷者数の推移です。
2021年と比べると、500人ほど増えています。愛知県警によると自転車が絡む交通事故のおよそ8割は自転車に何らかの違反が認められているといいます。具体的にどんな違反行為が対象で反則金はいくらなんでしょうか。
対象となるのは、113種類の違反行為です。主な違反と反則金を見ていきましょう。スマートフォンなどのながら運転が1万2000円、遮断踏切の立ち入りが7000円、信号無視や車道の右側通行が6000円、イヤホンの使用や傘さし運転が5000円です。
自転車の青切符の違反対象になる行為クイズ2問

では、他にこんな場合はどうなるのか、身近な疑問を愛知県警交通部平松課長補佐に聞きました。クイズ形式で紹介するので皆さん一緒に考えてみてください。
では、第1問です。自転車にスマホホルダーをつけてスマホを固定して運転していたら青切符の違反の対象になる。○か×かどちらでしょう。
正解は、×です。
スマホホルダーにスマホをつけていても、青切符の対象にはなりません。ただし、スマートフォンの画面を注視していて、交通の危険が生じた場合は青切符よりも重い赤切符などの刑事手続きとなる可能性があります。
続いて第2問。買い物袋や荷物をハンドルにかけて運転していたら、青切符の違反の対象になる。○か×かどちらでしょうか。
正解は、○です。
荷物が運転の妨げになる恐れや、ハンドルをうまく操作できず、周りに危害を及ぼす可能性があるため違反の対象となり得ます。この場合の反則金は6000円です。
常に安全を心掛け、運転だけに集中することが大切ですね。ただ、自転車は免許がなく、車のようにルールを習う機会はあまりありません。
その点に関して、県警は引き続き学校や企業での交通安全教室や講演会に力を入れていくと共に、小中高などで使えるウェブ教材を提供できないか検討しているということです。
まずは制度やルールを知り、命を守るために安全運転をしましょう。


