ことしはウナギが“お手頃価格” シラスウナギ豊漁が背景に 話題の“完全養殖ウナギ” 生産コストはどうなっている?

土用の丑の日が近づいてきていますが、ウナギの価格が安くなってきているようです。

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最近は高嶺の花というイメージでしたが、少しだけ価格が下がりはじめています。ウナギの蒲焼きの店頭価格(100グラム)を見ていきましょう。

最も価格が低かったのは、2017年の1120円。その後、2019年頃に1300円を超えましたが、コロナ禍で需要が減り価格も下がりました。しかし、その後は徐々に需要も回復し2023年には1519円に。最新の店頭価格は1420円で、価格が下がり傾向にあると言えます。

ウナギの価格は何で変わる?

ウナギ価格に大きな影響を与えるのが、シラスウナギです。

ここ20年間のシラスウナギの供給推移を見てみると、輸入と国産の割合は年によってバラつきがあります。2025年は輸入が少なく国産を多い。ことしもその傾向は変わらず豊漁です。

ここに、シラスウナギの価格の推移を照らし合わせると、1番高かった2018年は1キロ約300万円でしたが、今は66万円まで値下がりしています。こうしたウナギの価格は、国内でのシラスウナギの豊漁・不漁によって大きく変わってきます。

シラスウナギ 養殖と天然でコスト差は?

こうした中、天然に依存しない完全養殖のウナギも話題になっています。

ただ、課題は価格です。シラスウナギ1尾あたりの生産コストは、養殖だと2020年の段階では、光熱費・人件費などを含めて3726円。それが、2023年には1821円までコストダウンしてきました。

しかし、天然であれば180円~600円。いかに、まだ養殖が高いかが分かります。完全養殖が一般化するには、まだ時間がかかると見られていますが、国はあと25年で完全養殖を生産ベースに乗せたいと考えているようです。

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