2026年は違うドラゴンズ 「ホームラン量産」「新人投手」「WBC」 元監督の森繁和さんがズバリ解説

3月27日にプロ野球が開幕します。元中日ドラゴンズ監督の森繁和さんに今年のドラゴンズを展望してもらいました。

森繁和が語る新生ドラゴンズの手応え

森繁和

ーーいよいよ今シーズンのプロ野球も、3月27日の開幕が迫りましたね。楽しみですね。

森繁和さん:
「早いですね。あっという間ですよ」

ーー今シーズンの中日ドラゴンズ、オープン戦やキャンプでの戦いぶりというのは、どんな風にご覧になっていましたか?

森さん:
「ちょっと球場が新しくなりました」

ーーはい。

森さん:
「選手が新しいね、ルーキーたちが活躍している場面がありますから。またちょっと違う野球が見られるかも分かりませんね」

ーー違うというのは「良い意味で違う」という風に捉えたいんですが、どうですか?

森さん:
「その通りですよ。全然違います」

ーー非常にポジティブな要素ということですよね?

森さん:
「そう思ってください」

ーーそんなポジティブな要素を、今日はあらかじめ3つ挙げていただいています。今年ドラゴンズのキャッチフレーズが「ドラ上げ」ですので、森さんの今シーズンのドラ上げポイントというところで3つご紹介します。1つ目がホームランウイングです。

ドラ上げポイント1:ホームランウイング

ホームランウイング

ーーやっぱりホームランウイングが大きな変化ですね。

森さん:
「これができたことによって、大きく変わってくれることを期待しますね」

ーー特にやっぱり、本塁打の増加というところですよね。

森さん:
「当然そうなると思いますね」

ーー例えばオープン戦の細川選手のバッティング。ややバットの先でライナー性の打球がライト方向に上がったんですが、これがホームランになるということが起こる球場なんですよね。

森さん:
「そうですね。前の球場のスタンドフェンスに当たるぐらいでも入ってしまいますからね」

ーー例えば辻本選手はプロ2年間でホームランがなかったんですが、侍ジャパンとの壮行試合でも打っていますし、オープン戦の最終戦でもウイングに飛び込むホームランも打ちました。

森さん:
「多少芯の近くでフラり気味になっても、今回のスタンドであれば9番バッターでも8番バッターでもホームランが出るチャンスが広がってきますよね」

ーー実際にそういったところはデータにも表れていて、オープン戦では中日ドラゴンズ、あれだけ得点力不足に悩んでいたんですが、なんと12球団で得点77は1位でした。ホームランも16本1位と。めちゃくちゃポジティブな数字が出ています。

森さん:
「このままの状態でいけば、優勝も確実に見えてくるんですけどね」

ーーこのあたりの変化は、打席での心境の変化にも及ぶんですか?

森さん:
「もちろんバッターの方は今までのようにフルスイングしなくても、入るっていうのが分かってしまえば、バットの芯の近くで当たってさえくれれば、右でも左でも入る確率が多くなると思います」

ミゲル・サノー選手に注目

ミゲル・サノー選手

ーーどんな選手がホームランを打ってくれるのかという中で、新たに加わった選手がいったいどれだけホームランを重ねるのかも注目したいところです。メジャーで164本もホームランを打っているという、ミゲル・サノー選手。どうですか、オープン戦では12球団トップの4ホーマー。

森さん:
「4本もホームランをオープン戦で打ってくれている。ホームランバッターが細川と2人いるだけで、かなりの本数が増えていくと思います。サノーの打率はちょっと低いかも分かりませんけれども、4打席のうち1本。ここで打ってくれれば、もう打線としてはかなりの得点力になりますから、オープン戦のように打ちまくってくれれば、ピッチャーも楽に投げられます」

ーーオープン戦では日米の野球の違いみたいなところに困ったり悩んだりといった姿はあったんですか?

森さん:
「意外と見た目よりもありましたね。見た目よりって言ったら失礼だけど、真面目ですね。日本が好きなんです。一生懸命日本のことを覚えようとしたり考えたりしていますから、みんな可愛がってくれると思います。真面目で、一生懸命頑張っていますから、ブランコとかゲレーロとかビシエドのように、ホームランキングも取りながら、チームに貢献してほしいんですね」

ーーそんなサノー選手にお話も聞いています。

ミゲル・サノー選手:
「遠くに打つことより、バットの芯にボールを当て、ライナーを打つことを心がければ、結果として遠くに飛ぶことになる。一生懸命練習して、いっぱい戦って、いっぱい勝ちます。ガンバリマス」

ーーこの人がホームランを打ったら、ゴリラポーズというのをやってくれるんですが、これが楽しみですよね。

森さん:
「一緒にグラウンドでも何回か話したり、外でも会ったりしているんですけど、本当に真面目です。一人で黙々とやるタイプで。競技場で一人残って一生懸命走ったりしていましたから。楽しみです」

ドラ上げポイント2:2人の大卒新人投手

2人の大卒新人投手

ーー続いてのドラ上げポイント。2番目を紹介します。大卒新人投手にもすごい2人が入りました。ドラフト1位は中西聖輝選手(青山学院大)。ドラフト2位は櫻井頼之介選手(東北福祉大)ですね。

森さん:
「ドラフト1位、2位、大学野球から入ってきましたから、この2人が先発ローテーションに入ってくる確率が高いです。若い力でどんどん引っ張ってくれると、ベテランも、その他の投手陣もみんな引きずっていってくれると、上げ上げですね」


ーーまず中西投手は、どんなところが優れているんですか?

森さん:
「大学の時から、ロングの試合を長いイニング、完投も当然しています。投げることに関してはもう問題はないんですが、コントロールがちょっと出足苦しんでいたんですが、もう慣れてきました。低めに丁寧に投げるストレートにしても、変化球、スライダー、フォークにしてもいいボールを投げていますから、期待してください」

ーーそして櫻井投手。こちらも、当初は先発か中継ぎかという感じでしたが。

森さん:
「中継ぎでも面白いなと思います。ちょっと体が小さいので低い位置から素晴らしいボール放りますよ。出足は櫻井君の方が良かったんでね、中西がちょっと慌てましたけど、だんだん良くなってきて。この2人がローテーションに入り、開幕戦とその後のカードに投げていきますから。この勢いを次の投手陣に持っていってほしいですね」

ドラ上げポイント3:WBC組の経験値

開幕ローテ予想

ーー3つ目。WBC組の経験値ということで、これは高橋投手、金丸投手ということですか?

森さん:
「そうですね。この2人がドラゴンズをこれから引っ張っていくところにいる2人ですから。本当にゲームを作って引っ張っていってくれたら、大学生卒業した新人もそれにくっついていきますから。そしてベテランの大野にしても涌井にしても、必ず良いところに上げ上げになっていきますよ」

ーー気になるのは、やっぱりこうWBCが終わった後って調整も早かったり、ボールも違ったりということで、ガタッときてしまうっていうイメージもなんとなくあるんですよね。

森さん:
「ガタッときてしまうとか、ちょっと忘れておいて。早くボールに慣れてくれれば、この2人だってやってくれると思います。多少心配なことは、帰ってきてからそう長く投げていないっていうことですけども、本人がいけるって言っている以上は、当然使いながら良くなってくると思います。今の力で普通にいけば大丈夫ですよ」

ーーこの2人も先発ローテーション、開幕のローテーションに入ってくる可能性というのは?

森さん:
「多分もう入っていると思います。高橋の方は広島戦に行くと思うし。金丸の方は巨人戦に行くと思います。」

ーーそのようなローテーションが今予想されると。この2人が、表ローテ、裏ローテに分かれているというのが、連敗という面は少なそうだと。

森さん:
「まぁ、それを願いたいです」

ーールーキーの櫻井投手と中西投手もいて、開幕投手は柳投手で。昨シーズンの勝ち頭、大野雄大投手が、6人目になるんじゃないかという先発ローテ予想ですね。

森さん:
「この後にもまだ待っているピッチャーがいっぱいいますからね」

忖度なしのセ・リーグ順位予想

セ・リーグ順位予想

ーーでは今シーズンのドラゴンズがいったい何位になるのか、森さんに予想していただきました。

セ・リーグ順位予想
1位:阪神タイガース
2位:中日ドラゴンズ
3位:横浜DeNAベイスターズ
4位:読売ジャイアンツ
5位:広島東洋カープ
6位:東京ヤクルトスワローズ

ーー森さん、どうしたんですか? ドラ上げじゃないじゃないですか。2位?

森さん:
「上がっているじゃないですか」

ーー上がっていますね、確かに。もっと上、1位を。

森さん:
「現状はいろいろあって、上げてもいいんですよ。忖度してもいいんですけども。できるだけそのままでいってほしい。そして争いもしてほしい」

ーー忖度なしで、今2位に入れている、その心を改めて伺ってもいいですか? 1位は阪神タイガース。

森さん:
「阪神は去年の力そのままの選手が残っているし、ルーキーも外国人選手も入ってきたりしていますが、他のチームがあんまり上がっていないんです」

ーーベイスターズは外国人投手が抜けていて、ジャイアンツは岡本選手が抜けていると。怪我人などが多かったようなヤクルトスワローズとか、カープもちょっと未知数なところがあると。

森さん:
「さっき言ったように、ドラゴンズの場合はアゲアゲがいますから、その分が上がって、ジャイアンツより上に行くのは当然だし、ベイスターズに勝ち越してこの2位の位置に持ってきたのは当然だと思うんですよ。1位にしようかなと思ったぐらいですから」

ーー期待したいです。

©「かよチュー」実行委員会|©中京テレビ|© CBC TELEVISION CO.,LTD. |©テレビ愛知|©東海テレビ|©多田かおる/ イタキス製作委員会|©テレビ愛知・フリュー/徹之進製作委員会|©メ~テレ|東海テレビ、中京テレビ、CBCテレビ、メ~テレ、テレビ愛知|© Studio Ghibli|©2023 二月 公/KADOKAWA/声優ラジオのウラオモテ製作委員会|@CBC TELEVISION CO.,LTD. |©東海テレビ事業|©CBC TELEVISION CO.,LTD.|©実験ヒーロー製作委員会2024|©実験ヒーロー製作委員会2025|©メ~テレ |©実験ヒーロー製作委員会2026|©東海テレビ |©BUSANMBC/TVA|©メ~テレ |©メ~テレ&エンタメ~テレ|©メ~テレ |@東海テレビ放送|©VANGUARD Divinez Character Design ©2021-2026 CLAMP・ST
各ページに掲載の記事・写真の無断転用を禁じます。
JASRAC許諾番号NexTone許諾番号
第9008707021Y45037号ID000007318
第9008707022Y45038号ID000007452
©東海テレビ, 中京テレビ, CBCテレビ, 名古屋テレビ, テレビ愛知 2020 All Rights Reserved.