豊田自動織機で話題になった「TOB」について深掘りします。TOBとは「株式公開買い付け」という、会社を買収する方法です。
今、日本企業をめぐるTOBは大幅に増えています。調査会社のレコフデータによりますと、国内企業をめぐるTOBは、2025年までの10年間で件数で約2.6倍、買い付け金額では約9.0倍に増加しています。
TOBは、買い手の会社が対象となる会社の株主に対して事前に買い付け価格や数量などを示し、証券取引所を通さずに、直接株を買い集める方法です。市場外で大量の株式を買いつけることで、対象会社の経営権の取得やグループ化を迅速に進めることが主な目的です。
買い手の会社は、証券取引所を通さず買い集められるので、株価の急騰を防げるメリットがあります。一般的にTOBの価格は、市場価格より高くなることが多く、応募する株主は高値で売ることができます。


