暑い日が続くと、子どもの体調が気になります。名古屋市内の小児科には、朝から体調不良を訴える子どもの姿が。医師は、子どもならではの熱中症対策が必要だといいます。
名古屋市西区の「みわた小児科」には16日、診療開始からわずか1時間で50人近くが訪れました。
「特にこの10年くらい暑さのレベルが高くなっていて、熱中症患者も増えている」(三輪田俊介 院長)
三輪田院長は、大人より子どもの方が熱中症になりやすいと話します。
「子どもは大人に比べて熱中症になりやすいです。アスファルトは、より地面に近い方が熱が高い。子どもの目線の高さでは45℃くらいになるので、楽しいことがあったり、おしゃべりしていると水分をとることを忘れてしまうので、子どもの方が熱中症になりやすい」(三輪田院長)
大人が注意すべきことは?

この時期、屋外での水泳も注意が必要です。
「プールも気温35℃以上、水温30℃を超えてくると、体温は36℃前後で冷たくは感じるが、特に競技の水泳をしている人はどんどん熱が出るので、30℃の水では冷やしきれずに熱中症になることも。水泳の最中は、特に子どもは楽しくて水分補給を忘れるので、そうすると体に熱がよりこもって脱水になって熱中症になることがある」(三輪田院長)
また、屋内でも――。
「室内でも非常に多く熱中症が起こっている。夜に寝ている最中に汗をたくさんかいて熱中症になったり、クーラーを節約して夜の間に熱中症になってしまうケースが多い」(三輪田院長)
子どもは自分で熱中症対策を行うことが難しく、体調の変化をうまく伝えられないことも。
大人が注意すべきことは?
「のどが渇いたと感じるときには、すでに脱水になりかけている。のどの渇きを感じる前に、こまめに水分を補給してほしい。お茶と水ではなく、塩分と糖分の少し入った経口補水液を推奨している。寝ているときや室内でも熱中症が起こりうることを認識してもらって、夜の気温が下がらない時は冷房をつけることが大切です」(三輪田院長)


