岐阜が誇る観光地に衝撃が。5月27日、奥飛騨温泉郷を走る期間限定の観光バスが全焼しました。バスは先週から、今年の運行を始めたばかりでした。
【写真を見る】なぜ?観光バスが全焼 “運転席付近”が激しく燃える 今年の運行は取りやめ 予約者に連絡し返金手続き 期間限定の「おくひだマウンテンバス」 岐阜・高山市
赤色のバスの前方から激しく上がる炎。その後、火の手は後ろまで回り、車体を焼きつくしました。
(目撃した人)
「煙だ煙だと言っていたら途中から火が出始めて、もう手をつけられない」
車体が燃えたのは、高山市の観光地奥飛騨温泉郷を周回するバス。警察と消防によりますと、5月27日正午ごろ、新穂高ロープウェイ近くの駐車場で「バスから火が出ている」などとバスガイドから通報がありました。
バスの“運転席付近”が激しく燃えていた
この火事で車体は全焼。幸い、運転手・添乗員・6人の乗客は全員バスの外にいてけがはありませんでしたが、目撃した男性は…
(目撃した人)
「危ないなと思って爆発もしてるし」
Q.どんな音?
「ドーンって」
バスを運行する「濃飛バス」によりますと、出発前の点検では異常は確認されなかったということですが、27日の実況見分の結果、車体の運転席付近が激しく燃えていたことが判明。
バスは東京の会社から借りたドイツ製の車両で、37年前の1989年から使われていたということです。
「想定外の事故で驚いている、原因がわかっていない」
東海地方では珍しい、2階建てオープンルーフ型50人乗りの特別車両。5月22日金曜日に今年の運行を始めたばかりで、高山市の平湯バスターミナルとバスが全焼した現場の駐車場を1台で往復していました。
(奥飛騨温泉郷観光協会 扇田昌幸常務理事)
「想定外の事故で驚いている。原因がわかっていないので、今期の運行は中止・見合わせ」
今年の運行取りやめ 予約者に連絡し返金手続き
2025年からこのツアーを企画する奥飛騨温泉郷観光協会は、28日午後今年の運行の取りやめを決定。全ての予約者に連絡して事情を説明し、返金手続きを進めているということです。
(扇田常務理事)
「奥飛騨を楽しんでもらうコンテンツなので残念。安全第一なので、今後について引き続き協議する」
なぜバスは燃えた?
奥飛騨の「新たな観光の目玉」として期待されていたバス。近くの土産物店は…
(土産物店スタッフ)
「びっくりしました。そばでこんなことが起きるなんて。奥飛騨のお土産を見て買ってもらえたらありがたいが、バスの影響で客が少なくなると打撃はあるかな」
奥飛騨に衝撃が広がった突然の火事。なぜ、バスは燃えたのか…
警察と消防は、バスを所有する東京の会社からも話を聴くなどして、出火の原因を調べています。


